気ままな生活

映画、音楽、読書、美術、旅行、食などの生活。

ノスタルジア

何年ぶりかに観たけれど相変わらず退屈だな!
もちろんその退屈さが心地良いってのはあるし、何よりもちろん好きな映画だけど、内容がつまんないってのはガチだと思ってる。

だっておっさんが「向こう岸に着くまでこのロウソクが消えなかったらセーフwwwセーフwww」て小学生のゲームを真面目にやってるのを撮ってるだけだよ?面白いわけないでしょ??

「信仰」と「郷愁」というテーマだけで絵画を動かしているようで、そこにストーリーとか作劇的なエモーショナルは皆無だからな!
いや皆無というのは単に読み取り方が足りてないってのは分かってはいるけど、、

要は神が死んだ世界でも、老人が犠牲(サクリファイス)となったことでロウソクは消えなかったから、信仰は生きていたし魂も故郷へ帰ったってことでしょ!これ以上は分かりません。

しかし全編にわたって絵画が動き出しているかのような美術は圧巻で、多用される長回しにも魅せられる。
雨が降る老人の家のカットがとても印象的なので、この10分間ぐらい観ておけば大体満たされる気も。

鏡ほど抽象的で意味不明ではなく、サクリファイスほど内に秘めたスケールが大きくもない。
タルコフスキー作品の中でも極めて「静」のイメージを保つ作品。