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気ままな生活

映画、音楽、読書、美術、旅行、食などの生活。

21グラム

映画
イニャリトゥ作品の中では3本の指に入る、と以前書きましたが久しぶりに観たら出演者含め内容全部忘れてました。
また初めての気持ちで観られてお得な気分。

これは完全な結果論だけど、イニャリトゥ、こんな作品撮ったらそりゃ監督賞も2年連続で獲るわ‥と感じるやっぱり傑作だった。

3人の生き様、思想、「人生は続く」という言葉と意味が、時間軸をズラしながら互いに交差し合い、それぞれの立場や考えが観客にもスッと入ってくるのがなんとも凄い。

ベニチオの極端な、疑心に満ちた宗教観も凄く好きだ、、と言うか観直してようやく思い出したんですがドゥニの「ボーダーライン」のラストはまんまこれですね。
でもあの作品のラストと唐突に出てくる神の啓示という概念自体に違和感を覚えていたのですが、本作の存在があったからか。

とは言え、本作のラストも「なんかいい事畳み掛けてる」感で結構強引に〆るな〜と思い。
これがBIUTIFULの??な無言のラストに繋がり、レヴェナントでようやく万人がしっくり来るような「神」の存在に辿り着いたわけと。
バードマン?知らね。

しかしこの作品、特にレンタルでは古いDVDしか置いてなくて画質も‥なのだけど、映像の品質問わず楽しめる映画ってたくさんあるんだねえ。当たり前ですが。

イニャリトゥは既に押しも押されもせぬトップスターなので、今後の活動はますます大作志向にならざるを得ないと思いますが、またこういう小さい世界観の作品も撮ってほしいですね。