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気ままな生活

映画、音楽、読書、美術、旅行、食などの生活。

エクス・マキナ

映画

今年で言うと「ひそひそ星」も「ロブスター」も相対性理論も大好きだし、ただのSF大好きおじさんか、、と思ったらSFならなんでも好きという訳ではないらしい。大事なのはSF的表現でなく、それを超えた先で何を魅せてくれるか?という点だ。

 

そこをいくと、このエクス・マキナには目新しい点がほとんどない。神への冒涜、AIとの恋、AIの反乱、、、そんなものは火の鳥であらかた語り尽くしてしまった。

ただ上映後に思い返してみると、エヴァが男に夢中になっている、と男に思わせるための丁寧な伏線が散りばめらていて、そこは確かに上手いなあと感心した。

 

話は古典的でもいいんだけど、それを覆す演出力があれば垢抜けたのに惜しい感が目立ったな。

大自然の中で相反する機械的な効果とビジュアル、なぜか始まるダンスシーン、ボーダーライン並みに不穏を煽る劇伴と気の利いたオシャレ感は度々あるけどね。

 

役者陣ではオスカー・アイザックの百面相っぷり凄いなー。インサイドルーウィンとSW7と全部全く違う演技だもんな。

 

あと、ヌードの時に執拗に映し出されるAIたちの陰毛が非常に気になった。いやそこ必要?と思うんだけど、一見無駄な装飾をつけるのは、人間らしくいたいというAI達の願いなのか、ネイサン社長の趣味なのか、はたまたただの監督のフェチ心なのか、、、